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生きもの図鑑:サンゴ

塊(かたまり)状ハマサンゴ【浜珊瑚】のなかま
刺胞動物門 花虫綱 六放サンゴ亜綱 イシサンゴ目 ハマサンゴ科 ハマサンゴ属の複数種

塊状ハマサンゴの一種。宮古島新城 水深2m 2007/04/21。


塊状ハマサンゴの一種。たぶんコブハマサンゴ。宮古島新城 水深1m未満 2006/08/11。


塊状ハマサンゴの一種。宮古島上野 水深1m未満 2003/10/26。

浅い礁原から礁斜面まで、最も普通に見られるサンゴ。凹凸のある球状~半球状群体をつくることが多く、直径が数m以上に成長するものも珍しくはありません。浅瀬では、水面を超えてまで成長することができないため、高さが干潮潮位まで成長すると群体上部が死んで、横方向だけに成長し続けます。その結果、群体の形は切り株のようになります(写真2枚目)。この形は、小さな環礁(アトール)に似ていることから、マイクロアトールと呼ばれます。ハマサンゴの表面には、白い無数の傷が付いていることがありますが、これはブダイがハマサンゴをたべるためにかじった痕跡で、ちゃんとブダイのくちばし上下対になっています(写真3枚目)。

塊状ハマサンゴの代表的な種には、ハマサンゴ、コブハマサンゴ、オオハマサンゴなどがあります。


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