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生きもの図鑑:貝・イカ・タコなど

フタモチヘビガイ【蓋持ち蛇貝】
軟体動物門 腹足綱 盤足目 ムカデガイ科

フタモチヘビガイ。チューブ状の貝殻がコモンサンゴに埋まっている。
宮古島保良 水深1m 2003/09/28。


上の写真の全体像。チューブ状の貝殻の形が分かる。


ハマサンゴに埋まっているフタモチヘビガイ。黒い円盤状のものがふた。
貝殻とフタの間、上の方に2本の触覚が見える。
宮古島新城 水深1m 2004/04/18。


粘液の網を広げるフタモチヘビガイ(写真には5個体写っている)。
宮古島上野 水深1m 2002/12/22。

フタモチヘビガイが粘液の膜を回収している様子。宮古島新城 2009/07/19

フタモチヘビガイは、名前のとおりヘビのようなチューブ状の貝殻とフタをもっています。貝殻は巻いていないのですが、巻貝のなかまです。貝殻は、サンゴの骨格の中に埋まっていることが多く、サンゴに丸いフタ付きの穴のような状態で見かけることが多いです。穴の周囲に粘液の膜を広げて、それに引っかかった有機物のかけらを集めて食べています。


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