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生きもの図鑑:貝・イカ・タコなど

マガキガイ【籬貝】(宮古語 テラザ、ティラザ、ティラジャ)
軟体動物門 腹足綱 吸腔目 スイショウガイ科(ソデボラ科)

マガキガイ。2個体とも1つの目玉を外に出してる。宮古島新城 浅瀬 2007/05/27。


上の写真と同じ個体。殻口内側は赤い。殻口下側に見えているのは目玉。

マガキガイ(宮古の言葉でテラザ、ティラザ、ティラジャ)は、殻長6cm、殻径3cmほどの円錐形をした巻貝です。主に砂地や砂礫(されき)に棲んでいますが、鎌のようなフタを進行方向の砂地に突き刺して、体を前に引きずって前進する、ちょっと変わった移動の仕方をします。食用として美味。

有毒のイモガイのなかま(イモガイ科)に似ていますが、スイショウガイ科(ソデボラ科)の特徴である、殻口下側の殻に眼を外側に出すための凹みがある点でイモガイ科とは異なります。


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