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生きもの図鑑:イソギンチャク・クラゲなど

イワスナギンチャク【岩砂巾着】
刺胞動物門 花虫綱 六放サンゴ亜綱 スナギンチャク目 スナギンチャク科

イワスナギンチャク。昼間、ポリプを縮めている。下地島 水深1m 2005/01/24。


イワスナギンチャク。夜間、ポリプを開き触手を広げているところ。
宮古島新城 水深1m 2007/06/02。

一見するとサンゴのキクメイシのなかまに似ていますが(写真1枚目)、さわるとゴムのような弾力があります。もちろん骨格はありません。スナギンチャクの名は、体の中に体の強度を増すために、体の中に砂粒を取り込んでいることに由来します。

表面の穴、一つ一つが1匹のポリプ(個虫)で、群体生活をしています。夜になるとラッパのように、ポリプを大きく開きます(写真2枚目)。岩盤には強固に固着するので、波あたりの激しい礁縁(リーフエッジ)でもよく見かけます。


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