Home > 生きもの図鑑 > 海藻・海草・海浜植物

生きもの図鑑:海藻・海草・海浜植物

「海藻」と「海草」は、どちらも「かいそう」と読むことができますが、まぎらわしいので、海藻は「かいそう」、海草は「うみくさ」と読んで区別します。海藻は海の生物として進化してきたのに対して、海草はいったん陸上に進出した植物が、海に再適応して進化した生物です。そのため、体のつくりは大きく異なります(右の図は、クリックすると大きな図が表示されます)。

海藻や海草は、他の動物にとって餌となることも多く、またその表面に生える微細藻類が小型の貝類やエビ・カニなどの餌になります。サンゴとも共通しますが、小さな魚やエビ・カニなどのかくれ場となることも、生態系上の重要な役割です。

海草は、砂地に根や地下茎を伸ばすことから、潮や波で砂が流されることを防ぎ、海底地形が安定させる効果もあります。アマモ類のように長い葉を伸ばす海草は、アオウミガメやジュゴンなどの餌となります。

海藻:緑藻(りょくそう)のなかま


ヒトエグサ

アオモグサ

マガタマモ

タンポヤリ

キツネノオ

オオバロニア

クビレズタ

センナリズタ

イチイヅタ

コケイワズタ

ヒロハサボテングサ

サボテングサ

スズカケモ

フデノホ

カサノリ

海藻:褐藻(かっそう)


ウスユキウチワ

オキナワモズク

カゴメノリ

ヤバネモク

ホンダワラ

ラッパモク

海藻:紅藻(こうそう)


ソデガラミ

ガラガラ

ヒライボ

モルッカイシモ

カギケノリ

キリンサイ

カイメンソウ

マクリ

海草(うみくさ)


マツバウミジグサ

ベニアマモ

リュウキュウアマモ

リュウキュウスガモ

ウミヒルモ

海浜植物のなかま


イソマツ

イソフサギ

グンバイヒルガオ

コウボウシバ

ハマゴウ

モンパノキ

オオハマボウ

アダン

ミルスベリヒユ

ハマボッス


Home > 生きもの図鑑 > 海藻・海草・海浜植物

inserted by FC2 system